私の趣味はゴルフです。
ゴルフはお金がかかる遊びと言われていますが、昔と比べると、随分と低料金で楽しめるような環境になってきました。
廉価で楽しめるゴルフ場の料金設定(但し平日に限る)の他にも、ありがたい環境として、
- 道具は中古ショップの台頭、メルカリなどで廉価で良質な道具が入手できる環境。
- ユニクロ、GU、ワークマンなどで着心地の良いゴルフウエア、またはゴルフウエアに転用できる廉価なカジュアルウエアが沢山探せる環境。
などが挙げられます。
高齢者になってみて、ゴルフは人生そのものだな!と改めて思っています。
昔、若い頃はボールも良く飛んで、筋力、体力もあり、総合的に勘も良く、大雑把にプレーしても、まあまあ良いスコアでラウンドすることができました。
しかし、年齢とともに、思い通りゆかなくなります。まず飛ばなくなります。
人によって差はあるでしょうが、25年前の40代中盤の頃と比べて、道具が進化しているにも関わらず、一番飛ぶクラブ、ドライバーで20~30ヤード以上飛ばなくなりました。
愕然とします。しかし、どんなに飛ばなくなっても、上手くなりたいという欲はあります。この欲が、ゴルフの楽しさを倍増させてくれます。
高齢者になって、飛ばなくなっても上手くなりたい。
その為には、どうしたら良いのか?を考え、そのための練習方法をみつけて練習する、ショットイメージを想像することが、とても楽しくなりました。
新たな練習方法をいろいろ試して、コースで実践してみる。この繰り返しの楽しさは、何ともいえません。特にゴルフ用語で恐縮ですが、グリーン周りの小技アプローチやパッティングなどは体力や筋力に関係なく、高齢者でも練習次第で上達できます。
この小技を磨いて、自分の組み立てたコースマネジメント通りに、プレーできた時の爽快感、気持ちの良さは、格別です。
そうでなくても、広いフィールドで爽快感を満喫できるゴルフの楽しさが倍増します。
フルタイムの仕事を卒業して、過去の肩書や、活躍していたころの姿を追い求めているうちに、今置かれている状況が受け入れられなくなり、人生そのものがつまらなくなってゆく!なんていう話を良く聞きます。
フルタイムを卒業し、65歳以上の高齢者になって、新たな楽しみを、今までになかった楽しみを見つける大切さを、日々感じています。
ゴルフも全く同じで、飛んでいたころの夢、上手くいっていた頃の姿を追い求めていては、現実とのギャップで、楽しくなくなり、今の自分の力の無さに腹が立つだけです。
それでは、ゴルフが全く楽しめなくなります。
今置かれている環境の中で、如何に工夫して少しでも腕を磨き、ほんのチョットの上達を目指して楽しむか!
改めて、ゴルフは人生そのものだと感じています。
本日は、これで失礼いたします。
3月24日