今朝、朝のバラエティ番組で、スペインでプロのフラメンコダンサーをして、二人の子供を育てる日本人女性の活躍が特集されていました。
スペイン南部のアンダルシア地方のマラガというスペインでも風光明媚な観光の街で12年前からプロのフラメンコダンサーとして活躍している姿と、子供達と羨ましいぐらいの景色を眺めながらの生活ぶりが紹介されていました。
全くの素人がプロのダンサーになるためには、テレビでは紹介できないほどの努力があったと思いますが、そこはあまり時間を割いて紹介されませんでした。
大変なこともあるとは思いますが、子供達を育てながら、時間を大切に、明るく伸び伸びと日々の生活を満喫する姿が紹介されていました。
その番組の中で、妻と一緒に「エーッ」と驚きの声を上げた何気ないこの方の一言が。
「スペインでは、元夫と交代で子供を見るのが 常識 なんです。だから我々も、1週間単位、交代で子供を見るんです。」
私の安直な調べでは、スペインでは離婚しても特別な事情により、共同親権が法律的に失われない限り、交代で子供の教育にあたることになるそうです。
男女の差なく、交代で、平等に子育てをするのが「常識」。
この一言を聞いた瞬間、思わず口から「日本の男女差についての世界的評価が125位だって。何となくわかるような気がするよね。」
妻も「日本はダメでしょ、こういうことは。」
木を見て森を見ずでは、いけないのですが、たとえ離婚しても、共同で子供を見るのが、常識、常識、常識。
この共同親権が常識という言葉が、かなり頭の中を占有した土曜日の朝でした。
白壁の街、海を眺めながらの夕食、花に囲まれた子供達との生活ぶりが、印象的でした。
7月15日
※写真は2019年北谷と中城城からの眺めです。