定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

メキシコ出身のボクサーと言えば

ルイス・パンテラ・ネリ選手。

井上選手に3回のダウンを喫して、力の差を見せつけられて6ラウンドKO負け。

しかし、無敵で、パウンドフォーパウンドでも世界1位を争うスーパーチャンピオンを第1ラウンド後半にダウンさせて、世界中を驚かせました。

私も放送を見ていて、唖然としました。

しかし、結果は強烈なジャブ、右ストレート等で、かなりダメージを受けて、最後は衝撃のTKOでの井上選手の勝利でした。

しかし、スーパーチャンピオンに真っ向勝負を挑み、ダウンまで奪った戦いぶりで、母国でも賞賛の声が多く、また本人も今後の選手生活に大いに自信になったようです。

試合後の発言は悪童ネリの面目躍如でしょうが、エンタテイメント性もあるようで、これからのフェザー級での活躍にも注目です。

 

ルイス・パンテラ・ネリ選手はメキシコのボクサー。

メキシコのボクサーは名選手が沢山いますが、私の中での強烈な記憶に残るメキシコのボクサーを何人か挙げたいと思います。

 

先ずは、ロープ際の魔術師、ジョー・メデル、永遠のトップ・コンテンダー。

黄金のバンタム、ブラジルのエデル・ジョフレ元王者の陰に隠れて目立ちませんが、新進気鋭のファイティング原田、関光徳といった日本の誇る名ボクサーを次々とロープ際でのクロスカウンター一閃、逆転KOで破ったことは、子供ながらに衝撃を受けました。

 

ルベン・オリバレス

ファイティング原田が黄金のバンタム級王者のエデル・ジョフレから奪取したバンタム級チャンピオンベルト。

そのベルトを接戦の判定を制して奪ったオーストラリアのライオネル・ローズ。

そのライオネル・ローズを何と5RKOで破り、世界バンタム級王者になったオリバレス

その時の戦績が53戦52勝50KO1分という、軽量級では信じられない戦績でした。

東京五輪ボクシング金メダリスト桜井孝雄選手もKOで敗れました。

全盛期は過ぎていましたが、1971年金沢和良選手との死闘(オリバレスの14RKO勝ち)は当時高校生の私にも大きな衝撃と感動を与えてくれた戦いでした。

 

ミゲル・カント。

日本の名選手で世界チャンピオンにもなった大熊(当時は小熊)正二、花形進などにも勝利したユカタンの英雄でした。素早い動きから多彩なパンチを繰り出し、粘り強く、しつこいボクシングは印象的でした。

 

カルロス・サラテ

23戦まで全てKO勝ちのバンタム級のスーパースター。当時40戦全勝39KOのWBC王者サラテと29戦全勝29KOの同じメキシコのWBA王者アルフォンソ・サモラのノンタイトル戦は大きな話題になりましたが、結果は衝撃のサラテRKO勝ちでした。

 

ホセ・メンドーサ

無敵のバンタム級王者。キングオブキング。

矢吹丈との歴史に残る死闘を戦い終えたメンドーサは、倒されても、倒されても何度でも立ち上がり、戦いを挑む矢吹丈に、精魂も尽き果て、15Rが終わった時には、恐怖、驚愕で髪の毛が真っ白になって、廃人同様になってしまいました。

闘い終えた矢吹丈は挑戦者コーナーの椅子で満足そうな笑みを浮かべて、燃え尽きたように真っ白になる衝撃的な結末でした。

 

他にもメキシコのボクサーは名選手が沢山いますが、特に私の脳裏に強く残っているメキシコのボクサーをご紹介させていただきました。

5月9日