ここのところ、ニュースの特集などで、川崎市麻生区の平均寿命が日本一になったと取り上げられています。
川崎市麻生区というと、新百合ヶ丘の駅を思い浮かべる方も多いと思います。
私も若い頃、新百合ヶ丘周辺に住みたいと思い、不動産物件を何度か見に行きましたが、坂の多さに圧倒されて、候補地から外した記憶が思い出されます。
先日の特集では、お医者様が麻生区、とりわけ新百合ヶ丘周辺の高齢者が元気な理由に、この坂道の多さを指摘していました。
中には、高齢者のみならず、若い方でも、わざわざ遠回りしてまで敬遠する急な坂もあるようですが、お医者さん曰く、この坂の上り下りが、結構元気な高齢者を生む要因の一つだというのです。たしかに、坂や階段というと、年齢とともに避けて通ろうとしますが、適度な角度を上り下りする、例えば階段なども面倒がらずに利用するように、アドバイスされることもあります。坂や階段は歩くという行為とともに、集中力にも良いようです。
たしかに坂道や階段などは、考え事をして歩いていると、つまづいたり、踏み外しそうになることもありますので、シッカリと歩く必要があることを実感します。
その他の要因として、お医者さんが挙げていたのが、カラオケと適度なアルコール。
そして、カラオケやアルコール=居酒屋での高齢者同士や世代を超えたコミュニケーションです。
新百合ヶ丘駅中心に、この麻生区は、この数十年で驚くべき発展を遂げていて、住宅地の開発に伴い、飲食店、カラオケ店の増加も著しいようです。
こうした駅近くの飲食店、カラオケ店での高齢者の飲みニケーションも、かなり盛んなようです。
カラオケで定期的に大きな声を出す。楽器を吹くことも含めて、大きく息をはいたり、吸ったり、要は深呼吸なのでしょうが、それにできれば声を付けて、大きな声を出す。ストレス発散にもなりますので、このカラオケ効果は適度なアルコールによるリラックス効果と相まって、お医者さん曰く、かなり効果的だと仰っていました。
基本といえば基本なのでしょうが、適度な声出し、適度なアルコール、そして坂道でも階段でも、平坦でないところでの歩行。
単細胞、単純性格の私ですので、早速自己健康メモに、☆定期的なカラオケ、☆階段、坂道歩行の励行、を追加いたしました。
本日は、これで失礼いたします。
5月27日
※2015年京急周遊券利用で訪れた三浦半島、葉山の宿からの夕日です。
小さくですが、富士山が望めます。