本日で6月が終わります。時間経過速度がますます増しているような。
前職、前々職で何十回と訪れた仙台。
残念ながら、観光名所を見た記憶が全くありません。
悲しいくらい、気持ちにゆとりがなかったのでしょうか?
仕事の合間に、牛タン定食を食べたり、仕事が終わった後で、地元の居酒屋で一杯やったり、東北最大の歓楽街と言われる国分町で飲んで歌って、などなどの記憶しかありません。
前々職では、駅とクリスロード内にあった職場とを行ったり来たり。
前職ではレンタカーを借りて、市内、市外のお客様周りでほぼ一日が終わってしまうという、何とも勿体ない出張の繰り返しでした。
ということで、今回大人の休日倶楽部パスを利用して、弾丸日帰りで仙台散策を行いました。
朝、お腹を空かして、宇都宮を出発。
11時前に仙台着。11時オープンの駅ビル内の牛タン屋さんで昼食。
10時オープンの善治郎さんは、既に凄い行例なので、諦めました。
昼食後、るーぷる仙台という、市内観光名所を平日30分毎(土日休日20分毎)に運行する巡回バスに乗って、先ずは伊達政宗公の眠る瑞鳳殿に向かいました。
平日にもかかわらず、バスは満杯状態。
仙台駅から20分ほどで瑞鳳殿前に到着。
ここから結構急で、長い坂と階段を、ゆっくりと休み休み登って、かれこれ15分程度、伊達政宗公の眠る瑞鳳殿に着きました。高齢者には結構キツイ上りです。
二代目忠宗公の眠る感仙殿、三代目綱宗公の眠る善応殿もその近くに建てられていましたが、4代目綱村公以降は廟所として建物を建てるのではなく、大きめの墓石を建てるようになったようです。
恐らく、仙台藩の財政上の問題や、「樅の木は残った」で有名な、伊達騒動の影響などもあったのでしょうか?詳しく調べていないので、分かりませんが、4代目からは、かなり地味な墓所の造りになっていました。
※戊辰戦争で亡くなった英霊を祭る慰霊碑もありました。
1時間15分程度の散策で、瑞鳳殿前から、観光名所巡回バスるーぷるに再び乗って、次の目的地、仙台城跡へ。
仙台城跡までの途中、バスの車窓から眺める東北大学キャンパスは、緑豊富な素晴らしいキャンパスでした。
キャンパス散策でも十分な観光になりそうです。
130メートルの山の上に本丸があったお城です。
徳川家康を警戒させないように、天守閣は設けなかったと言われています。
有名な伊達政宗公の騎馬像がある、本丸跡からは仙台市内が一望でき、素晴らしい眺めでした。しばらく眼下の市内を眺めて、またまた満員御礼のるーぷるに乗って、一路仙台駅に。
駅までは30分程度で到着。満杯で座ることができなかったため、車内の鉄棒につかまっていましたが、山からの下り道は結構急で、右に左にくねくねと曲がるため、バランスを取るにはかなりの腕力がいりました。
これが原因かどうか定かではありませんが、翌日上腕部が凝っていました。
仙台駅前到着後、るーぷるのチョロQをバス案内所窓口で購入して、駅周辺をチョット散策して、明るいうちに帰ろうと、仙台を後にしました。
宇都宮の自宅を8時半に出て、帰宅が18時15分。
弾丸日帰り仙台散策でしたが、結構楽しめました。
安直な我々夫婦にはちょうど良い日帰り散策でした。
本日は、これで失礼いたします。
6月30日