定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

首相官邸で忘年会。 世襲制、カースト制度、いち高齢者のつぶやき。

首相官邸での忘年会写真が流出して、首相の跡取り息子が、政務秘書官辞任しました。

この案件のワイドショーを見ていて思ったことを、まとめてみました。

 

政治権力、権限の世襲制で、結局は権力、権限の世界はカースト制度が確立されているのだなあと、改めて思いました。

政治家一人の問題ではなく、その政治家を取り囲む権力や権限に群がる人たちも、恐らくそれなりの経済力、地域での家柄、つまりある程度地域の名士かそれに準ずる立場でないと、その仲間には入れないだろうなあ、などと勝手に想像してしまいます。

 

この権力、権限の世界では下剋上はごく稀にしか起こらないのだろうなあ、とも思います。

権力者同士の権力争いでの浮き沈みはあるものの、力のない者というか、力のない家に生まれた庶民には、ますますかけ離れた世界。住む世界、生活感覚、感情が別物になって、権力、権限をもったグループは庶民感覚とどんどんと離れてゆく。子供の頃から、庶民感覚とかけ離れた世界で生きていて、更に大人になって、誰も手にしえない権限と権力を手にしたら、庶民感覚など感じようも、考えることもできないだろうなあ、と思えてしまいます。

 

この件に関する、政府関係者の言葉が紹介されていました。

「しばらく大人しくして、将来後継者になる頃には、国民は、今回の件は忘れているから。」

国民をバカにした言葉だと思う反面、残念ながらその通りだろうなあ、と思います。

この息子さんが後継者になるころには、呟いているいち高齢者は、恐らくこの世にはいないでしょう。

だから関係ないではなく、望むのは、息子、娘、孫の世代に、国民を苦しめるような、或いは国民の命を危険に晒し、国民の命を自分の安全の盾にするような政治だけは、しないでいただきたいと思うばかりです。庶民感覚は理解できなくても、人間のあたりまえの感覚だけは失わないだろうと信じたいです。

 

国民が必死に生きなければならない、明日の事を考えることで精一杯になればなるほど、政治家にとっては都合が良い世界なのかもしれないなあ、などと穿った見方というか、へそが曲がった見方すらしてしまいます。

そこまで、自分の中では、政治家、権力者が信じられない存在になりつつあるのかなあ!と思ってしまいます。

でも、そんなことを言いながらも、このいち高齢者は、選挙権をいただいてから、国政、地方選挙、政治の力を信じて、選挙投票を続けてきました。

政治家の良識を信じたいという思いで、これからも投票は続けます。

5月の最終日に、失礼いたしました。

※ちゃんとしてください。私がしっかり見てますから。