むかしは、飛行機の座席に座った瞬間から、安全のしおりを読みながら、脱出することを常に考えていました。離陸の瞬間は、逃げ出したくなる気持ちで、いつも迎えていました。
必要に迫られて、飛行機に乗ることが多かったお陰で、今は相当慣れてきました。
それでも、やはり搭乗時~離陸時は緊張します。
車は、ほぼ毎日乗りますが、気を付けて行こうと言い聞かせますが、飛行機に乗り込むときの緊張感と比べると、比べ物にならない緊張度合です。
飛行機に乗って墜落する確率は900万分の1だそうです。10年前のデータですが、全世界の年間搭乗客数29億人で不幸にも航空機事故で亡くなった方は372人だそうです。
飛行機は日本の鉄道を除けば、世界で最も安全な乗り物と言われているようです。
因みに国内自動車運転免許保有者の、1年間に事故を起こす確率は約1000分の9。
国内1年間の事故件数は記録に残っているもので、2022年で約30.5万件、負傷者約36万人、死亡者2636人だそうです。
事故率、負傷者数、亡くなる方の人数など、圧倒的に自動車運転時が多いのに、緊張度合のこの差は何だろうか?
やはり飛行機事故は助かる確率が、かなり低い事かな!と勝手に思っています。
自動車事故は、自分自身の命やケガも怖いですが、もっと怖いのは人を傷つけたり、人の命を奪ったりすることだと思います。その危険が、日常生活の中で、かなり身近に存在しているということに改めて、気づかされます。
家の近所の幹線道路。
対抗二車線の道路で、交通量の多いところですが、信号の無い横断歩道があります。
歩行者からすると、信号と信号の距離が結構ありますので、その丁度真ん中の信号のない横断歩道を渡りたくなります。特に私のような高齢者は、次の信号まで面倒だな!と思いますが、歩行者目線でみると、渡るのには勇気がいります。
逆に運転者目線で見ると、ヒヤッとします。
この道を車で通るときは、かなり気を付けているつもりですが、前の車、対向車、自転車等を気にして走っていると、つい横断歩道を渡ろうとする歩行者の存在に気付くのが遅れて、止まらずに通り過ぎます。明らかな道路交通法違反行為です。投稿で白状すると先日も、やってしまいました。
気付いた時には遅かったです。「しまった!」と思いました。
信号のない横断歩道で、歩行者が待っているにもかかわらず、止まらない車の確率は、JAF調べでは80%近いそうです。
止まらずに「しまった!」で済んでいるうちは、まだ助かりますが、しまった!どころではないことになったら、取り返しがつかないことになる!
年齢とともに、明らかに動体視力、反射神経は衰えているはずです。今まで以上に、安全運転を心掛けなければと思いました。
トロイ車だな! 何やってるんだ! ジジイ!おせえんだよ!
(乱暴な表現、ご容赦ください。)
煽られようが、どう思われようが、安全運転第一!
ここは、他人の目を気にしなくなってきた自分を、思い切り肯定して、行ってみようか!と思います。
これって、迷惑千万な高齢ドライバーなのかな???
本日は、これで失礼いたします。
2月12日
※2011年夏、沖縄宮古空港にて!