孫が今月から幼稚園に入園します。
通える距離に幼稚園が3か所ある恵まれた環境で、昨年から体験入園を繰り返していました。
昨年暮れに、最終的に通園する幼稚園に入園申込書を提出して、親子面接も無事終了。
母親(私の娘)の話によると、3か所の幼稚園はそれぞれ環境も良く、比較的人気のある幼稚園だそうで、最終決定するのに、親としては、かなり迷ったようです。
孫は、どの幼稚園に体験入園しても、楽しかったようです。
孫に聞いても、それぞれの幼稚園で知り合ったお友達の名前を挙げて、それぞれの幼稚園に順番に通って、知り合ったお友達と思い切り遊ぶ気になっているというから、最終的には、親が決めるしかないのですが、最後まで迷っていたようです。
母親(娘)の情報によると、環境が良くて人気のある3つの幼稚園でも、入園定員を満たすのには、かなりご苦労しているとのこと。
やはり、少子化の影響は大きのだと思います。
一体幼稚園はどのくらいの数があり、就園児童数は何人くらいなのだろうか?
令和4年の文科省データでは、全国に9,111幼稚園、幼保連携型認定こども園6.657。
在学者数幼稚園923,295人 幼保連携認定こども園821,411人
就園率が最も高かったのが、1978年約65%。就園率のピークで就園者は幼稚園だけで250万人だったようです。その後、少子化の影響で就園人数は減少の一途、就園率も減少の一途のようです。
更に、共働き夫婦が増加したため、幼保連携こども園の需要が増加。幼稚園児は100万人を割り込み、幼保連携認定こども園就園児が増加傾向にあるそうです。
2019年度データですが、幼稚園就園率は42.6%だそうです。
因みに、私が幼稚園に入園したころ、65年ほど前ですが、就園率25%前後。幼児4人に1人が幼稚園に就園していたようです。結構多いので驚きました。
因みに、私は幼稚園中退者なので、中退率を調べてみましたが、安直な私の調べ方ではわかりませんでした。
大学も30%強が定員割れの状況とのこと。少子化の影響は大きいです。
幼稚園の後、小学校、中学校、高等学校と続く日本の教育現場ですが、少子化の影響で、統廃合が急速に進んでいるようです。
これは、少子化の問題という理由ではないようですが、教育の担い手が少なくなる状況も心配です。
知り合いの現職教員、教員経験者、教育系のカウンセラーの先生方とのコミュニケーションの中で、新任教員の不足、退職する教員も多く、教育現場での児童、生徒への教育や様々なケアーが行き届かなくなる状況を危惧する声を耳にします。
そんな話を聞いても、何にもできない私ですが、国を形成する基本の中の一つである大切な教育環境の行く先も心配です。
少子化問題、物価対策、働き方問題、技術力海外流出、労働力海外流出、防衛問題などなど、これだけ難しい問題をパラレルに抱えて、政治行政の舵取りの難しい時代だと思います。
個人に、果たして何ができるのか?
先ずは今週末、県議会選挙です。
4月4日