MLBの名物監督が退任を発表しました。
ヒューストン・アストロズのダスティ・ベイカー監督。74歳。
昨年のワールドシリーズ覇者、今年はリーグ優勝決定シリーズでレンジャーズに3勝4敗で敗れて、2年連続ワールドシリーズ制覇の夢は消えました。
インタビューを受けると、まるでベテランのソウルミュージシャンのような雰囲気で、ユッタリと楽しそうにインタビューアーとの会話を楽しむ姿が印象的でした。
私がMLBに興味を持つようになったのは、1970年代に、LAドジャーズのファンになったのがきっかけでした。
1970年代中盤から1980年代中盤。
ドジャーズの黄金期(ドジャーズは常勝軍団なので、何時が黄金期なのか、分かりませんが)のクリーンアップを打っていました。
ロン・セイ、スティーブ・ガービー、ダスティ・ベイカー、レジー・スミスなどの強打者が並び、投手もエース、ドン・サットンを中心に守りも堅い、西海岸の代表チームでした。
通算242本塁打、1981本のヒット、通算打率274という素晴らしい成績で19年の現役を引退。
その後、1993年から2023年までの監督実績では、歴代7位の2183勝という大記録。
最近はご夫婦で大谷翔平選手のファンだという事を公言し、独特のソウルフルな雰囲気で、楽しそうに大谷翔平選手の凄さや素晴らしさを話したりする姿が、テレビで良く写されていました。
2~3年前、大谷ルールが適用されることについても、MLBにとって良いことだと、即座に支持するコメントを出していました。
奥様は、ベイカー監督も顔負けの大谷選手のファンだそうで、常にカメラを大谷選手に向けて、アストロズの応援よりも、大谷選手に夢中な姿も話題になりました。
そんな奥様の姿を見て、楽しそうに話すベイカー監督。
礼儀正しい大谷選手は、打席に入る前に、必ずベイカー監督をはじめ、相手チームの監督に丁寧に挨拶をする姿は有名ですが、特にベイカー監督にはその丁寧さが目立っていたようです。
この事についても「大谷選手は誰よりも丁寧で、挨拶をしてから打席に入り、そしてパコーンと、スタンドまで軽々とボールを打つ。挨拶は良いけど、ホームランは勘弁してくれ!」
と本当に楽しそうにインタビューを受けている姿が印象的でした。
そんなベイカー監督が、来シーズンからMLB中継で観られなくなるのは、寂しい限りですが、コメンテーターとして、大いにMLBを盛り上げて、そして大谷翔平選手への熱い応援コメントを期待するばかりです。
素晴らしいパフォーマンス、ありがとうございました。
大谷選手ファンのベイカー氏の、大谷選手に関する今後のコメント、楽しみにしています。
10月28日
※ベイカー氏への個人的なお願い。
ベン・バーランダー氏のユーチューブに出演して、大谷選手話を熱く、愉快に語って
いただきたいなあ!というお願いです。