勝ち負け、社会的成功などの形からの解放。
若い頃は人との比較で生きて、勝った、負けたを意識することは多々ありますが、老いてこの観点に集中する生き方は、形から自分を解放できずに、その形を実現できない事から、気持ちが落ち込み、心の安らぎがない老いの人生になる危険性が高いそうです。
心の安らぎを求めるための条件は自らの運命を受け入れることから始まるとも言われています。
人との比較ではなく、自分の今を大切にしたい何かを見つけて、そこに集中して、自分の好きなことに没頭するのもひとつの方法のようです。
自然の流れで老いの人生を楽しめるかどうかも重要だと言います。
老いを凋落と考えるか、成熟と考えるか。
出来たことができなくなることが沢山出てくる中で、その状況を受け入れることができるかどうか。
失う事への恐怖、失う事への抵抗を感じながらの毎日では、心の安らぎを感じることは難しいそうです。
出来なくなること、老いの現実を受け止めながら、毎日を楽しむこと。
簡単そうで結構難しいのか、難しそうで意外と簡単なのか。
最近、人と比較することはほぼなくなってきました。
同年代の知り合いにもいろんな生き方の人が居ます。
いろんな生き方や考え方を否定もしないし、肯定もしない。
人は人、自分は自分。
こんな感じで日々過ごしている最近は、たしかにストレスを感じることがないような気がします。
この調子で、マイペースで高齢者人生を歩めれば。
2月23日
※記事とは無関係ですが、昨年12月に訪れた松本城。
初めて内部に入りましたが、急な階段の上り下り、二回目は無理そうです。