リトルマーメイド他、実写版が最近話題になっています。
子供の頃、人気漫画は数多くありましたが、中でも鉄腕アトムと鉄人28号は私にとっては別格の存在だったかもしれません。
鉄腕アトムは、その生い立ちからして、当時、子供ながらに結構ショッキングな内容でした。
小さい体で、日本の平和、世界の平和を守るために、鉄腕アトムよりも強そうな相手にも怯まずに、知恵を絞って勝利して、平和を守る姿はまさにスーパーヒーローでした。
一方の鉄人28号は、鋼鉄の強さ、見るからに頑強な姿、無表情に悪をなぎ倒す姿は、怖ささえ感じました。金田正太郎少年が操るリモコンが悪人の手に渡ると、無表情な破壊ロボットになってしまうところが、怖さの原因だったかもしれません。
ところで、人気漫画の鉄腕アトム、鉄人28号も、テレビで初めて見たのは、漫画（アニメ）ではなく、実写版だったと記憶しています。
鉄腕アトムで印象に残っているところは、空を飛ぶシーンではなく、堤防の道だったか、畑のど真ん中の道だったか、鉄兜のような黒いとんがり耳をした人間そのものの鉄腕アトムが走る姿でした。何だか子供ながらに、アトムらしくない雰囲気が満々としていて、楽しく見ていたのかどうか、ハッキリしません。
鉄人28号も、実写版は印象として、画面が暗かったのか、シルバーメタリックの鉄人28号が、黒い鉄の塊で、異様な人間型ロボットというイメージでした。というより、漫画の鉄人28号とは程遠いイメージでした。鉄の人間型ロボットというイメージで、正直異様でした。
当時は、まだ特撮などが発展途上の時代だったのでしょうが、スタッフのご苦労は並大抵ではなかったと思いますが、そんなことは子供の私にはわかりませんので、走る鉄腕アトム、転びそうな動きの真っ黒な鉄人に違和感を覚えながら、それはそれで、楽しみに見ていたのかもしれません。どんな思いで見ていたかは、今となってはわかりません。
鉄腕アトムも、鉄人28号もその後のテレビアニメ版は、実写版の異様な雰囲気を払拭し、これぞアトム、これぞ鉄人、というもので、私にとってテレビ番組の王者中の王者でした。
初期のヒーローものはテレビではアニメだと製作にお金と時間がかかりすぎて、毎週の放送にも間に合わなかったのかもしれません。
アトム、鉄人のみならず、赤胴鈴之助、快傑ハリマオ、ナショナルキッド、月光仮面などの漫画雑誌のヒーローもののテレビ番組は、思い起こせば全て実写版だったと思います。
懐かしいヒーローものが、頭を駆け巡り始めました。
このブログで、脳活回想して、投稿してゆきたいと思います。
7月27日
