フルタイムを卒業して、早いもので、間もなく3年半になります。
その間、コロナ禍の影響で、前職、前々職、学生時代の知人、友人との直接会ってのコミュニケーションが疎遠になっていましたが、この半年間で、随分と懐かしい顔を見る機会が多くなりました。
知人、友人のほぼ全員が首都圏在住の為、会う時は私が宇都宮から電車に乗って、都内に行くことが殆どです。
そんな中で、全員に共通していることは、自分の存在を感じながら、一生懸命に高齢者人生を歩むのだと、思っていることです。ヒシヒシと伝わってきます。
但し、方法論というか、目標というか、考え方、歩み方には、当然違いがあります。
何が正しくて、何が間違っているか、などという事は、それぞれの考え方や、価値観が違うため、いちいち議論しません。
ただ、全員が、元気に、自分なりに、自分の生きたいように過ごせているかどうか、何か自分にとっての生きがいなのか、これからの高齢者生活に、新しいヒントはないか、などなど。
それぞれ自分の立ち位置を確認している。そんな集まりです。
様々な思いを抱えて、それぞれ毎日を頑張っています。
よく聞く話ですが、退職して、名刺が無くなったことへの不安を感じている人もいます。
従来通り組織の中で確たるポジションを目指す人もいます。
全く未知の世界に挑戦して、足を踏み入れ始めた人もいます。
若干ヒマを持て余して、この先どう過ごすか、やや不安を感じている人もいます。
70歳直前で、ほぼフルタイムで働いている人もいます。
働いていないと気が済まない人もいます。
趣味とレジャーに軸足を置いている者もいます。
音楽活動に没頭する人、料理作りに目覚めた人、シニアモデルを始めた人、旅行三昧な人、
美味しい料理と日本酒を味わうことに至福の時を感じている人、などなど。
何が正解なのかはありませんし、わかりません。
それぞれが、それぞれの時間を大切にしながら、生きていることを認め合う時間。
コロナ禍がひと段落して(実際には結構蔓延しているようですが。)、そんな時間が過ごせるようになったことは、喜ばしい限りです。
こうした集まりに参加できるたびに、自分のやりたいことをしながら、自分がマイペースな時間を楽しむための、自分なりの心得を確認する、良い機会になります。
特に最近、私が大切だなと思うのは以下2点についてです。
まず、他人と比較しない事、これは凄く大事だと感じています。
もう一つは、自分が何かに挑戦しようとしているかどうか、趣味でも、仕事でも良いのですが、自分の目標が明確にあるかどうか。
そして、人は人、自分は自分、このことを改めて感じる重要性は、やはり人とのコミュニケーションの中で、より強く再確認できるものだと、つくづく感じるこのころです。
8月24日
※2022年7月大洗のビーチにて。