定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

初めての森のコンサート。ホルンだけの演奏会。

往復はがきで申し込んだ、宇都宮美術館の森のコンサート、ホルンの演奏会が抽選で見事?当選したため、昨日森のコンサート行ってきました。

ホルンだけのコンサート。

地元のホルンクラブの皆さんによる演奏会でしたが、大変興味深い話を演奏と演奏の合間にしていただき、楽しい内容の濃い1時間の演奏会でした。

美術館周辺もヨーロッパな雰囲気で、ホルンには良く似合いました。

 

ホルンは動物の角などを使った角笛が発祥と言われているらしいのですが、戦闘時の合図などにも使用されていて、日本で言うとほら貝のイメージでしょうか。

大きさはホルンクラブの方が持っている角笛は、ほら貝の5分の1程度の大きさ。

片手で持てる大きさでした。

16世紀頃は狩猟用信号楽器として使用されて、馬に乗ったまま吹くために、体に巻き付くような形でベルは後ろ向きになり、今のホルンの原型が出来上がったようです。

 

円形に丸められた管にマウスピースを付けただけのナチュラルホルンを楽器として使用していたようです。

音階を変化させるレバーなどもなく、ベルの中に手を突っ込んで、音階や音の変化を出す、非常に高い難易度の楽器だったようです。

決まった音階しか出せない楽器の時代が長く続いたようです。

その後、楽曲を書く作曲家が、様々な音階を使ったホルンの曲を書きたいという要望を持ち、その要望に応える為、音階が出せるようにレバーを付けるようになったという事でした。

 

その他にも、ホルンクラブの方がフレンチホルン、アルプホルンなどの歴史について、丁寧に説明して頂いたのですが、なにせ物覚えと集中力に大きな問題がある爺さんは、このあたりを覚えきれませんでした。

 

演奏も狩猟用ホルンでの楽曲、アルプホルンでの楽曲、フレンチホルンでジャズの楽曲、パイレーツオブカリビアン、夢をかなえてドラえもん、ジュピター、唱歌でんでんむしを編曲して世界を駆け巡るなど趣向を凝らした、楽しいコンサートでした。

 

森のコンサートは毎年5~6回、4重奏、ハンドベル、ピアノ、管楽器、弦楽器などによるコンサートが企画されているようですので、毎回往復はがきで申し込み、運よく当選したら、自然豊かな美術館周辺の散歩を楽しみながら聴きに行こうと思います。

次回の5月も行ければ、と思います。

3月17日

※美術館周辺の写真が消えてしまい、掲載できないのが残念です。