連日、不愉快なカスハラ報道。
私も見なければ良いのですが、現在もサービス業でアルバイトをする立場として、また長年小売業、サービス業の中で仕事をさせていただいた立場として、どうしてもテレビのカスハラ報道に見入ってしまいます。
JR西日本がカスハラ客にはサービス中止を打ち出し、カスハラのガイドラインを明確にしてくれたようです。
従業員を守ると明言しております。
経営陣、管理職がいざという時に、わが身可愛さに現場で働く方々を見捨てることの無いように、カスハラを許さないという、この覚悟を徹底して欲しいと思います。
アメリカが全て良いとは思いませんが、カスハラに関しても、市民感情に寄り添った法的な判例が出始めているようです。
悪口雑言、半暴力的なカスハラに関しては、実刑判決が出始めており、ファミレスで従業員に執拗なカスハラをした客が180日間留置場入りしたそうです。
もっとも、本人も反省したのかどうかわかりませんが、その後180日間の留置場拘留は60日間に短縮されました。
カスハラをしたお店で2か月間働くことを条件としての拘留期間短縮だったようです。
わが身をつねって人の痛みを知るべし、という法的判断でしょうか?
カスハラをされた従業員は残念ながら、ショックで退職されたそうです。
人の人生を狂わす危険性のあるカスハラ、日本でも留置場入りくらいの思い切った判例前例を作ったらどうなのかと思います。
カスハラだけでなく、自動車危険運転しかり、道路交通法無視の危険な自転車走行しかり、児童虐待などなど、乱暴狼藉組に対して優しい法律から卒業し、市民感情に寄り添った法律の適用をもっと推進して欲しいと思う次第です。
5月25日