今朝、テレビをつけたら、いきなりこの見出しが目に飛び込んできました。
ニトリが再雇用制度を70歳まで適用し、しかも給与はそれ以前の90%を保証基準にするという制度を設けるというお話でした。
河合雅司氏の未来の年表でも書かれていましたが、各業種で深刻な人手不足が起きているようです。
公共交通機関でも、人不足による減便、路線見直しも発生しているようです。
電車やバスの運転に関しては高齢者雇用を促進するのは、安全性との天秤で、簡単ではないのかもしれませんが、ニトリのような販売、接客、商品管理、などは元気でありヤル気があれば、幾つになっても活躍できるフィールドだと思います。
深刻な人不足、若手の退職者が問題視されている教員、地方公務員なども、若手が退職してしまう根本原因の解決とともに、経験豊富な高齢者の再雇用などで、少しでも教育現場、公共サービスの空白、低下を防ぐことも考えてもらいたいと思います。
ニトリのような民間企業の出現を期待するばかりでなく、国が率先して人手不足に対する手立てを考え、即実行に移せないものかと思う次第です。
先日のカスハラ客へのサービスの停止を打ち出したJR西日本、今回の高齢者の再雇用促進策のニトリ、こうした企業の頑張りにもっとスポットがあたり、これに続く企業の出現を期待します。
こうしたニュースは、元気をくれます。
5月29日