昔の常識と今の常識で違うことが結構あります。
運動時の水分補給、うさぎ跳びの効果と弊害などなど。
健康生活などについても、昔と今では考え方の違いも結構あるようです。
そんな昔の常識、今の常識の違いで、高齢者の私には、またまた勇気づけられる内容がありました。
記憶力、脳の動きについて、20世紀までは、成人になってからは脳の神経細胞は減る一方であるというのが常識というか定説だったようです。
年を取ったから仕方ないと諦めていた記憶力、脳の動き。
21世紀になって、認知神経学の研究で、この常識は覆されたようです。
人間は何歳になっても脳を刺激し続けることによって、海馬の体積を増やして、記憶力の低下どころか記憶の容量を増加させることができるらしいのです。
最も良くないのは、もう歳だからと言って、覚えようとしない事、記憶する努力を放棄する事らしいのです。
脳の動きや記憶力を低下させる大きな要因は3つあるそうです。
一つめは、ナント、自己暗示力。もう歳だから!が脳を衰えさせる考え方だそうです。
二つめは、ストレス。
ストレスを感じることは仕方ないことですが、このストレスをどのように乗り切るかが脳の動き、記憶力に影響があるらしいのです。
一つめと関連しますが、マイナス思考にならない事だそうです。
三つめは生物学的な要因で、男性ホルモンの低下だそうです。
これは食事療法など、いろいろあるようですので、もう少し良く勉強してみます。
今回私が注目している点は、一つめの自己暗示と二つめの対ストレスの思考方法。
病は気からではありませんが、記憶力、脳の動きは気持ちから。
まだまだいけるという思い込み(自己過信的な思い込みは禁物でしょうが。)も、脳の老化を防ぐには重要なようです。
6月20日