定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

反面教師の存在はありがたい。高齢者にも人間関係での刺激はプラス。

頑固、自分がルール、マウント取りたがり屋、などが身に沁みついたような方、いませんか?

高齢者特有の老害とは一概に言えない、年齢だけの問題ではない、生き方そのものが、自分が正義の塊のような方、居ませんか?

 

高齢者になると頑固になったり、すぐ切れたり、自分が正義と信じる力が強くなる、などの記事やお話も聞く反面、年齢とともに丸くなるというか、あまり目くじら立てずに、お互い補い合って、協力し合ってやりましょうよ!という世界も広がります。

例えば、今のバイトの職場、高齢者のみの職場で、そんな雰囲気です。

 

それぞれ、様々な業種で、それなりの活躍をしてきた人の集まりだと思います。

お互いのそれまでの経験や人生について、根掘り葉掘り聞くこともないし、過去の自慢話をすることもなく、お互い長年組織の中で、生き抜いてきたというプライドを尊重しつつ、責任感を持ち、足りないところを補い合って、任された職務を協力し合い、粛々と確実に、正確にこなしています。

大変良い職場だと思っています。

 

そんな中でも、自己主張がかなり強く、プライドも高そうで、自分の職務以外の事にも首を突っ込まないと気が済まない、職務においては高齢者同士、部下も上司もないのですが、イニシアティブを取りたがる、自分の意見を強調しないと気が済まない、自分がルールであり、常識だ、とは言っていませんが、そんな雰囲気で人に接してくる方が、どうしても現れてしまいます。

私なんか、もうそんなに気張らなくてもイイのではないか?と思うのですが、どうも全てにおいて、自己主張しないと気が済まない様子の方です。

私にとってはこの方は反面教師です。

でも、大変ありがたい存在です。

何故ならば、その方が気張れば気張るほど、リラックスして、肩肘張らずに、ノンビリやろうと思えるからです。

その方にとっては、もしかしたら私が反面教師かもしれません。

「のらりくらりとしやがって、人間幾つになってもやる気満々、自分が一番の意識で全力投球しなきゃダメだ!」という意識をその方に醸成する存在が私だとすれば、お互いに自分の生き方を確認し合える反面教師同士なのかもししれないと、考えるようになりました。

いずれにしても、ローテーションで月に2~3回顔を合わせるだけなのですが、顔を合わせるたびに、何故か自分自身の生き方を、改めて確認させていただける存在。

そんなありがたい方です。

これって反面教師と言えるのでしょうか?

8月2日