正月からショッキングな災害、事故が続きます。
石川県、特に能登半島を襲った大地震。数年前訪れた輪島の朝市周辺も大きな被害になっている映像を見て、大きなショックを受けました。
被災された皆様にお見舞い申し上げます。
亡くなられた方、ご遺族の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。
そして、昨日の羽田での事故。被災地に物資を運ぶ海上保安庁の飛行機とJAL機の滑走路上での衝突事故。
亡くなられた隊員の方、ご遺族の皆様に、心よりお悔やみ申し上げます。
被災地への救援という任務の中での事故で命を落とすという、何とも心が締め付けられる思いです。
悲しい事故の中で、少し気持ちが救われたのは、JAL機の乗客、乗務員が怪我人は出たものの、全員脱出できたこと。恐らく乗務員の皆様の的確な判断と普段からの訓練が、全員脱出という結果に結びついたと思います。
さて、本日の投稿のタイトルについてですが、先日読んでいる本に、老いることは悪い事ではない。という、またまたありがたい文章が目に留まりました。
老師、老中、家老、大老、宿老。
昔から人生、政治、国の行く末を冷静に分析して、人々のオピニオンリーダー的な存在は、老の付く役割や、老の文字がつけられた人物が担ってきたとのこと。
年齢を重ねて、ある程度の経験の中で、自分の経験則から学んだ事を元に、自分を取り巻く世界、そこで起きる事象に対して、自分の中で冷静に分析して物事を判断する能力を身に付ける事ができる人を表す言葉だとのこと。
老いることで、昔ほどの様々な事に敏感に喜怒哀楽は表現しなくなる代わりに、本質を見極める力が豊富な人生経験から身に付く、とのこと。
どこまで、自分に当てはまっているかは???ですが、たしかに昔に比べて、些細な事でクヨクヨしたり、些細な事で腹が立ったり、という事はなくなってきた感じがします。
老師、老中、家老、大老、宿老にはなれませんが、老害にもならないように、自分のペースで良い歳の重ね方をしたいものです。
総合的な体の動き、物覚え、などなど衰えは隠せないこの頃。
マイナス面だけ捉えるのではなく、年齢を重ねることでのプラス面を、様々な本、コメント、事例などを探して、歳を重ねる自分を激励しながら、シニアライフを過ごしたいと思います。
1月3日
※この先平穏な年になることを、祈るばかりです。