定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

高齢者ですが、同級生の頑張っている姿は励みになるし、元気が出ます。

高齢者になってみて、まだまだ若いもんには負けんぞ!と思っても、体力、気力、知力ともに衰えは隠せず、若い人には勝てません。

 

しかし、同級生や年の近い高齢者、特に自分よりも年長の先輩高齢者の元気な姿、頑張っている姿は、若いもんには負けても、大いに励みになり、元気になります。

 

先日高校の同級生3人が、万障お繰り合わせのうえ、東京から、電車に乗って、わざわざ宇都宮まで飲みに来てくれました。

折角の宇都宮なので、日光や大谷を案内しようと思っていたのですが、久しぶりに、飲み倒したいだけだから、余計な気は使わんといてくれ!と言い張るので、甘えて、飲み会場所と宿泊場所だけ手配しました。

 

我々夫婦で気に入っている宇都宮駅前の居酒屋さんを予約しましたが、同級生3人ともに出てくる料理や豊富な地酒に満足。何より居酒屋さんの若いスタッフの皆さんが、うるさ型の同級生3人をうならせるほど、気が利いていて、的確なメニュー説明、明るく、丁寧且つフレンドリーな応対をしてくれました。うるさ型の爺さん3人ともに、大いに感心し、大満足で帰京してくれたのは、何よりでした。

 

3人ともに、同じ年齢とは思えないほど、若いのですが、その中の一人は、特に最近元気さが増しているような印象でした。

長年出版社で活躍し、役員になり、最後は子会社の社長さんまで務めたのですが、そんな偉そうな感じを周りに全く与えない雰囲気。ただの飲んだくれオヤジの雰囲気は今も昔も変わりません。

そんな役員まで務めた男が、元部下から頼まれて、アルバイトとして、仕事を手伝っているとかで、お土産にその成果とも言うべき出版書を持ってきてくれました。

出版物が出来上がる喜びを味わったことが無いので、その気持ちはわかりませんが、巻末に自分の名前が載っていることは、何ともいえない充実感、満足感ではないかと想像します。話をしている姿を見ていると、顔のシワも目立たなく、肌ツヤはテッカテカ状態に見えます。

若い頃から白髪頭で、昔は同級生でもダントツ、一番年より臭かった男が、まるで私より最低5歳、最大10歳は若く見えるほどでした。

 

最近は大好きなギターの腕前も、プロ顔負け、というか、昔はもともとプロでしたので、練習すれば、またプロレベルに戻るだけの話ですが、時間があれば練習しているそうです。

時々、ラインで、練習の成果を動画で送ってきますが、ソフトで滑らかな指の動きと柔らかく響く音色。ギターも高級で良い音を出すギターなのでしょうが、昔よりもソフトで心に響くギターの音色に聞こえます。

 

そんな同級生と散々飲んだ翌日、二日酔いの酷さに、年を取ったと感じました。

来年で70歳ですから、無理もありません。年相応の飲み方を忘れていたようです。

もうすぐ70歳ですが、人生これからだな!と改めて元気な飲み友達からエネルギーをもらったようです。

具体的に明確な目標など無いのですが、自分の趣味を年相応に大切にしながら、一日一日を大切に過ごすことによって、まだまだ人生楽しめそうな、そんなことを、改めて気付かせてくれる同級生との宇都宮での飲み会でした。

5月20日

※元気な同級生が参加した鉄道関係の出版物です。