先日、二刀流プレーヤーについて、少し調べてみようと思い、パソコンでいろいろと調べていたら、私の年代だと「へエーッ!」と言うような記事が見つかりました。
小さい頃、テレビが家庭に入り始めて、暫くするとアメリカの人気テレビ番組を数多く放送するようになりました。
特に西部劇は人気があったと思います。
夕日のガンマン、ダーティー・ハリーなどで大スターになり、その後数多くの名作の監督にもなる、若き日のクリント・イーストウッドが準主役で出演していたローハイド。
ララミー牧場で一躍スーパーヒーローとなり、来日して熱狂的な歓迎に感激して涙をこぼし、来日中のイベントで酔っ払って、木馬から落馬するという、お茶目なロバート・フラー。
その後、続荒野の七人でユル・ブリンナーの相棒役にも抜擢されました。
大脱走で大活躍した、スティーブ・マックウィーン主演の拳銃無宿。
そして、チャック・コナーズ主演のライフルマン。
顔つきからしてもかなり個性的だったチャック・コナーズは印象が強かったです。
その後、大いなる西部では、グレゴリー・ペックの敵役として、一方的に片思いのジーン・シモンズにフラれて逆上し、ジーン・シモンズが思いを寄せるグレゴリー・ペックを卑怯にも後ろから銃で撃とうとして、ナント、名優パール・アイブス扮する父親に撃たれて、昔の正義の味方ライフルマンらしからぬ、衝撃の最期となってしまいます。
悲しかったです。
その、チャック・コナーズは俳優になる以前は、MLBとNBA(当時はそのような団体名ではなかったようですが)の二刀流プロフェッショナル選手だったとか。
ドジャーズ、カブス、そして当時カブスのトップファームチーム、ロスアンジェルス。エンジェルスにも所属していたようです。
バスケットは名門ボストン・セルティックス、シカゴ・ブルズなどに所属していたそうです。
アメリカはMLBとNFL両方のオールスターに選ばれたボー・ジャクソンを代表に、ふたつのプロスポーツに所属し、プレー経験のあるアスリートが沢山いるようです。
しかし、MLB(プロ野球)とNBA(プロバスケット)の二つの団体でプレーしたアスリートはチャック・コナーズ含めて今まで、たった?12人しかいないと紹介していました。
12人もいるのかと驚きますが、MLBとNFLだとボー・ジャクソン以外にも68人もいるそうです。
ゴルフの帝王、ジャック・ニクラウスも大学時代はゴルフでプロを目指すか、アメフトでプロを目指すかで迷ったそうですが、体が小さかったので、アメフトを諦めた、という話を、雑誌で目にしたことがあります。
これだけ、様々なスポーツで二刀流が受け入れられているのに、MLBで投手とバッター、又は投手と野手の二刀流選手が、なかなか現れなかったというのも不思議ですが、それだけ一つの超ハイレベルなプロスポーツで超ハイレベルな二刀流を維持することが大変だという証明なのかもしれません。
この二刀流の歴史、興味深いので、少し追っかけてみようかと思いました。
長々とした投稿、失礼いたしました。
7月17日
※写真は、2017年8月後半の西武球場。遠くからですが、凄い存在感の大谷選手。
NPBラストイヤーでした。
素人から見ても、明らかに違う打球の速さに驚きました。