先日ワイドショーで地熱発電に関する情報を知りました。
この3か国が地熱資源的には群を抜いて高いのだそうです。
実際に地熱発電の開発量というと、アメリカ、インドネシアは資源を活用して、1位、2位。
3位から9位までは資源量としては日本と比べ物にならない量(桁が違うそうです)の資源しかない国々の名前が並んで、我が日本国は第10位。
なかなか、資源を有効に活用できていない理由が多々出てきましたが、そんな常識を打ち破る民間団体が出てきて、その資源開発方法に注目が集まっているそうです。
人気のスーパー、私も大好きな業務スーパーの社長さんが立ち上げた「株式会社町おこしエネルギー」。
本業を息子さんに譲って、エネルギー問題への取り組みをご自身のライフワークテーマにしているようです。
業務スーパーのノウハウを生かして、地熱エネルギーの開発コスト、開発期間は今までの常識を大きく覆すものとの事。
資源がありながら地熱資源利用が遅々として進まなかった原因、コストと開発期間の長期化に一石を投じるものだそうです。
勿論、ハードルもあり、地熱開発でのデメリット、問題点などもまだまだあるようです。
特に地熱資源の近くには温泉街が沢山あり、温泉の枯渇に対する危機感も強いようです。
実際には資源のある場所が違うようなのですが、詳しくは良くわかりませんでした。
いずれにしても、地域と一緒に、地域の理解を十分得て、開発を考え、行うための会社として「町おこしエネルギー」を立ち上げたとのことです。
火山国日本の地熱資源も凄いらしいのですが、四方を海に囲まれた日本は風力発電にも恵まれた国だそうですが、こちらもなかなか開発が進まない。
というか、風力発電用の風車は既に国内で開発しなくなっている(聞き間違いでなければ)とその番組では仰っていました。
政治的には欧米圧力の強い原子力開発が優先されてきたのは、政治判断としてやむを得ない?ことであったかもしれませんが、折角の資源を有効活用できていない現状は、政治的な観点から、面倒を避けるため?ではないかと思えてしまうような、「ここが問題、これはデメリット、これは危険」のNGワードオンパレードで、やらない事を正当化する得意技を長年駆使してきたとしか思えません。
原子力ではNGワードは力でねじ伏せてきた国の力を、いまこそ、国内に眠る豊富な資源に目を向けて、国を挙げて開発に力を入れてはもらえないでしょうか、と思います。
地熱も、風力も環境的には大変優しく、地球が抱える問題、将来の為にもピッタリだと思うのですが。
裏金作りなどに力を発揮せずに、有効で、良好な資源の開発と有効利用や、人口問題、少子化問題、東京一極集中問題等などに政治の力を本気で発揮して頂きたいものです。
3月
※地熱発電による温泉源枯渇の心配も、良く調べれば、両立可能なケースも多々
あるとか。