政治の世界。
裏金作り→派閥の是非→政治刷新委員会。
一連の流れを報道などで見ていると、改めて、住む世界、住む世界で、その世界の常識で、その世界の人達は物事を判断して、その価値を決めていると思う次第です。
自民党の裏金作りの立件は難しそうですが、政治刷新委員会を立ち上げて、金と政治を改めて考え、世間に対して、真剣に考えているようにみせるポーズ。
しかも、そのメンバーのかなりの方が裏金作りで疑問視されている皆様だとか。
メンバーを選ぶ責任者も、選ばれる本人も、その世界の中での評価しか見えていない人たちの集まり、人選としか思えません。
到底本気で刷新しようと思っていないような人選に見えますが、本人達は真剣なのでしょう。
そして、あのアンケート。
アンケートの内容を見ると、ダジャレ?冗談?ギャグ?いずれにしても、笑いのセンスはゼロです。真剣さもゼロです。
書籍代3500万円也。などなど。
こうした笑いのセンスのない冗談のような話題を次から次に提供して、その話題に目を向けさせて、本題を忘れさせる作戦なのでしょうか。
現総理、前総理と現副総理は、派閥の解消などを巡って、正反対の主張を公に。
これも、私のような素人でも、わざと党内の大物同士に正反対のことを言わせて、真剣に議論しているぞ、というポーズ、話題づくりにしか見えません。
こんな状況でも、総理、総裁は政治改革という言葉とは裏腹に、何の危機感もなさそうな悠々のマイペース。
この世界の中での常識、評価、価値観が改めて優先されて、それが彼らの体と脳みそに沁みついていると、改めて強く感じました。
それにしても、これだけ無茶苦茶で、いい加減な事をする政治家の皆さん、与党に全く追いつけない野党の存在も、んーん-ん-。なんと言いますか、んーん-です。
政治評論家か、政治家か、私の友達だったか忘れましたが、10数年前から続く現与党内閣は、国民愚弄内閣と呼ぶに相応しいと。
10数年間にわたり、国民をなめ切ってきたクセ=問題が起きても、適当に話題を提供して時間をかけて、ごまかしていれば、平和な日本国、その内忘れるよ、的な政治家、特に政権与党の先生方の頭と心に沁みついたクセなのかもしれないと思いました。
これからの日本国、どうなっていくのでしょうか?
因みに日本の平均給与約450万円。議員給与3000万円
アメリカ合衆国の平均給与1300万円。議員給与2000万円。
10年後、平民の年貢は恐らく収入の50%は超えて、一部のお金持ちと政治家の皆さんは美味しい物をたらふく食べて、新幹線、飛行機はタダ、文書通信費毎月100万円以上、などなどの特権生活を引き続き、謳歌するのでしょうね。
一般庶民は、いよいよ一汁一菜、麦を食べる時代になりそうです。
一日3食もままならない状況も将来十分に想定されます。
それはそれで、粗食は健康には良いのかも知れませんが!
残念ながら、政治家の世界は、まるで別世界の話です。
でもへそ曲がりの爺さんは、国民の義務である選挙には次回も行き、何の影響もない一票を真剣に投じてきます。
この国が良くなることを信じて、一票を投じ続けます。
本日は、これで失礼いたします。
2月10日
※写真は記事とは関係ありません。
大谷石で削られた平和観音。この先もとにかく平和でありますように。