定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

ドラマのセリフに過剰反応する自分。結果的に時代に合ったドラマ?かな。

NHK大河ドラマ、光る君へ。

勇壮な戦国物のあとに平安時代の貴族の話。

どんなものかと思いながら、見始めたら、個人的には結構嵌まり始めています。

 

その第三回。先々週の放送の一場面。

道長が父親の兼家に説教されるシーン。

道長は、庶民の恰好をして街に出かけて、盗賊に間違えられて、一時はお縄になりますが、身分、素性がわかって、無事釈放されました。

助かりはしましたが、父親兼家からは、貴族らしく振舞え、そんな庶民の恰好をするなと説教されます。

道長曰く、民の声を聴くのも、まつりごとには大事かと。

この時摂政の地位にあった兼家が語気を強めて道長に言います。

「民の生活など知らずとも良い。思い切ったまつりごとの妨げになる。」

 

何だか、昨今の日本国のリーダー達の心の奥底にある本音の声ではないよな!と変な事を考え始めてしまうような強烈なセリフでした。

そのセリフが耳から離れなくなりました。

そんなことはないことを望みますが、何となく連日流れる裏金問題に端を発した、政治と金の問題、警察捜査が突然打ち切られ、担当刑事が異動、捜査班大幅縮小の木原事件など。

今の政治家を巡る様々な事象の流れを観ていると、特権階級の政治家、権力者と、私のようなただの爺さん、平民との間には、思う以上に高い壁が存在しているのかなあ、などとドラマを見ながら、またまた爺さんの臍が曲がり始めてしまいました。

しかし、光る君へは、私としては、かなり気に入っていますので、毎週楽しみにします。

本日は、これで失礼いたします。

1月29日

※記事とは関係ありません。大谷の平和観音。平和でありますように。