東日本大震災から13年。
改めて亡くなられた方のご冥福を祈り、被災された方にはお見舞い申し上げます。
震災からの復興も、現地ではまだ半ばの状況も多々報道されています。
災害対策も勿論ですが、様々な問題を抱える日本。
どのくらい真剣に諸問題に対する対策が練られているのでしょうか?
政治家に関わる報道を見ている限り、大変心配になります。
裏金問題、未記載収入の納税必要なし問題、人種差別発言議員野放し、欧州実習観光旅行、殺人→自殺捜査打ち切り問題、そして今回は青年議員による懇親会問題。
何故、この時期に派手な懇親会を実施したのか、その感覚が?????です。
政治家も2世は勿論、最近では若い3世議員も結構増えてきました。
完全世襲制で票田を守るのが、ごくごく当たり前になってきました。
もともと議員秘書が票田を引き継ぐケースが多かったようですが、これが子供、孫に引き継がれて、家業化しているようです。
この事がダメだとは言いませんが、やはり心配なのは、小さい頃から特別な環境=特権階級で庶民とは、かけ離れた環境、感覚、政治家集団の常識の中で育った政治家の皆さんが、どこまで庶民感覚を持ち、理解できるのでしょうか。
庶民=国民が抱える問題点に国民目線で向き合えるのでしょうか。
このところの報道を見る限り、心配になります。
20年位前でしょうか、私の聞き間違いでなければ、富裕層を強くすることによって、その富裕層が国を引っ張り、世の中を底上げする、という事を声高に主張していた民間から登用された大臣が政策に大きな影響を与えていたようですが、富裕層は確かに超富裕層になり、益々強くなりましたが、世の中全体を引っ張り上げたのかどうか?
政治の世界は益々家業化が進み、特権化しているような気がします。
超富裕層と特権政治家が日本を底上げし、引っ張ることができるのかどうか?
報道も断片的な言葉、表現を面白おかしく取り上げている部分もあるとは思います。
国が抱える様々な諸問題に関する個々の政治家の考え方、対策についての私見、などが見えてこないで、こうした庶民感覚とのズレばかりが目立ってしまうのは、困ったものです。
ここから政治は変われるのでしょうか?
老害と呼ばれる政治家も困りますが、若手特権政治家は将来を考えると、それはそれで何となく恐ろしい気がします。
頑固で臍が曲がった爺さんの心配だけで終われば、と願うばかりです。
3月11日
※心強い庶民の味方も沢山あるので、その瞬間を楽しみたいと思います。