定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

脳活回想! 健康シリーズ第一弾 ある日突然のがん宣告! そして手術 麻酔から覚めた私は、無意識に叫んでいた!なにを? 妻と娘は大爆笑!

私は健康には自信がありました。

人生最大の危機に直面して、ストレスを感じる毎日でも、健康は維持できる自信が、何の根拠もなくありました。

 

しかし、生活はできるのか?明日は、どうなってしまうのか?

仕事を失うことは確実。当時住んでいた家の確保もかなり厳しい。財産というほどでもないのですが、多少の老後の貯えくらいは準備し始めていました。しかし、これも全て没収。

この直前に、幸い長女は大学を卒業して社会人スタート。肩の荷が本当に軽くなった気分は、今でもはっきり思い出せます。

しかし、長男は?まだ、あと大学生活1年半を残している。卒業できるのか?卒業させてあげられるのか?全く先は見えませんでした。

そんなある日に、突然のがん宣告。幸運にも早期発見で、胃を3分の2切除で何とか乗り切れました。

 

自信満々な執刀主治医H先生とチーム!

「私に任せなさい!」という雰囲気アリアリの主治医の先生と、その先生を明らかに崇拝しているお弟子さんたち。このチームで幸運だったようです。

妻、娘にはこのお弟子さんたちが、かなり受けていました。特にお弟子さんチームのリーダーは、「時の人」のひとり芸人、右からやってくる~左から~の ムーディさんに顔も声もそっくりだったのが、大受け理由の一つだったようです。

 

さて、手術後、病室に運ばれるまでの間、移送用ベッドの上で私は怒りまくっていました。本人も覚えていますが、どうにも止まりませんでした。

麻酔から覚めた直後の覚醒状態。そしてとにかく切られたところが痛く、麻酔から覚めて寒い。寒くて体に力が入るから、また切られた腹が余計に痛い。どんどん痛くなる始末。さんそっくりのお弟子さんのリーダーが笑いながら?ベッドを運んでいたのは、夢だったのでしょうか?

「イタいッて言ってんだよ!イタいんだよ。コラッ!」ガーガー!喚きながら、術後病室に運ばれました。

 

後で知ったのですが、その姿を見て、手術の結果を心配して病院に来ていた妻と娘は、廊下でベッドを追いかけながら、大爆笑していたそうです。

こんな時に!

これも、後で知ったのですが、術後の麻酔から覚めた時に、覚醒状態で患者はいろんなことを無意識?に叫ぶそうです。私のように八つ当たりする人、妻の名前を叫びながら連呼する人、夫に向かって「出ていけ!」。

「○○子!〇〇子!」「大好きだー!」誰も聞いたことが無い名前を叫んでしまい、後で大問題!になるとか、ならないとか!

なんてことも、あるそうですので、お気を付けください。

 

兎に角、手術は大成功したようです。翌日、お弟子さんたちが病室に大勢でお見えになり、リーダーが低い声で、ゆっくりとした抑揚ある口調で、

「手術は大成功です。先生の手術の中でも、一、二を争うほどの素晴らしい手術でした。恐らく予後の治癒も、誰よりも早いと思います!」

お弟子さんたちから、H先生の手術について大絶賛の説明。予後の治癒について、お弟子さんたちが、自信満々に、断言しちゃっていいのかな?とも思いましたが、兎に角大成功だったようです。

 

手術の後、当時大学生の長男が力強いことを言ってくれました。

「父さん、これで、悪い膿は全部出るよ!これからだね!」

本当に、手術前の数年間はドン底状態でしたが、ポジティブな妻、明るい長女、前向きな長男。ダメオヤジは家族に救われました。

そして、手術前、ストレスによる暴飲暴食で、理想体重を最大14キロ以上もオーバーしていたメタボの私の体に、奇跡が起こり始めます。

長くなってしまいましたので、続きは健康シリーズ、第二弾!でお話しいたします。

いつも、他愛のない話を読んでいただき、ありがとうございます。

2月20日

※最近、野菜が不足きみです、7.0目指して、もうひと踏ん張り。

 因みに3回受けると、何かもらえるそうですので、楽しみです。