昭和40年前後の給食では、体に良いということで脱脂粉乳が、ほぼ毎日出ていたと記憶しています。当時の脱脂粉乳は飲むのに、結構勇気というか、気合が必要だったことを記憶しています。
これは飲めないと言って、残していた子もクラスに何人かいたと思います。
脱脂粉乳の鍋は、必ずと言ってよいほど、残っていたと記憶しています。
たしかに、当時の脱脂粉乳は独特の匂いというか、癖はありました。
私は何でもお腹いっぱいにしなければ、損したと思う性分だったせいか、この脱脂粉乳も、かなり気合を入れて２～３杯飲んでいました。
気合を入れて思い切り飲む！これが給食の脱脂粉乳を何杯も飲むコツだったと思います。
今、脱脂粉乳はあっても、残念ながら、同じ味の脱脂粉乳は探せないようです。
食べるもの、飲むものは、何もかも昔に比べると美味しくなっているのでしょうか？
今、市販されている脱脂粉乳も、かなり飲みやすく、美味しくなっています。
あの頃、気合を入れて、思い切って飲んだ、独特の匂いのする脱脂粉乳は、どこで探せるのでしょうか？
妻に聞いたら「今は、そんなものはナイ！」と一喝されました。
因みに暫くしてから、コーヒー牛乳味の脱脂粉乳が給食で出始めた時には、この世のモノとは思えないほど、美味しく感じましたが、数杯飲もうと思っても、早い者勝ちの状況になるほどの人気でした。給食時の環境は、コーヒー牛乳味の脱脂粉乳の出現で、大きく変化していったと記憶しています。
むかしの給食、様々な物を思い出します。
脱脂粉乳！懐かしいというより、最も強烈な印象の残る給食メニューでした。
本日は、これで失礼いたします。
4月19日
※写真は記事とは全く関係ありません。
昨年、27年振りに訪れたディズニーランドです。
