定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

広場恐怖症という病気。女子プロゴルファーの優勝まで、知りませんでした。

先日、女子プロゴルファーの菅沼選手が、LPGA日本ツアーで、悲願の初優勝を遂げました。

一昨年から、頭角を現し、堅実なプレー振りで、何度となく優勝争いに加わっていましたが、もう一歩届かず、未勝利のままでした。

優勝に最も近い未勝利の選手の一人と言われていましたが、堂々のプレー振りで、プレーオフの末、初優勝。勝負強さを見せました。

その菅沼選手、広場恐怖症という病に悩まされながら、ゴルフを続けてきたそうです。

閉所恐怖症という病名は良く聞きますが、広場恐怖症は初めて聞きました。

 

公共交通機関の利用時に不安を感じる。広い場所に居て、パニック状態になったら助けを求められない事を想像してしまう。四方を囲まれた場所に居ること、劇場、映画館などの人混みも、どうやら苦手なようです。列に並ぶことにも不安を感じるようで、なかなか厄介な病気のようです。

長距離列車、飛行機を利用してのツアーは無理のようで、ひたすらお父様が運転する自動車での移動によるツアー参加に絞られるようです。

沖縄での開幕戦には、飛行機移動不可が理由で出場ができないようです。

 

広場が苦手で、広いゴルフ場でゴルフをするというのは、結構厳しいのではないかと思いますが、そこも、お父様がシッカリとサポートしていたのでしょう。

詳しくはわかりませんが、発作を回避する何らかの自分なりの方法など、プロゴルファーとして行っているメンタルトレーニングと併用して、治療を行いながらのツアー参戦なのでしょうか。

 

女子プロゴルフ界は、続々と若手の有望なプレーヤーがデビューし、フレッシュな新人が女子ツアーで優勝し、活気に満ちています。

昨日女子プロ選手権優勝の神谷選手や、ルーキーで2勝の櫻井選手のような飛距離が出て、小技もうまい大型新人、史上初双子でツアー優勝の岩井姉妹、等将来世界レベルで活躍が期待されるプレーヤーが続々と活躍し始めています

菅沼選手は海外への遠征は、飛行機に乗れない状況では難しいでしょうが、国内ツアーを盛り上げてほしいと思います。

国内が盛り上がれば、有望な若手がドンドン出てきて、世界に挑戦するプレーヤーも自ずと増えるのではと期待します。

国内ツアーに専念するプロが、世界挑戦を目論むプロの壁となり、ハードルとなり、切磋琢磨して、プロゴルフ界の全体の力を押し上げて欲しいと思う次第です。

 

男子プロゴルフ界も、松山選手の背中を追って、女子プロゴルフ界同様、世界に挑戦するプレーヤーがもっと出て、国内ツアーも盛り上がってほしいと思います。

9月11日

※益子のゴルフ場風景です。