日本人の男性平均寿命81歳。
今年古希を迎える私の余命寿命はあと11年。
平均寿命を基準とすると余命11年。
病気で余命宣告を受ける場合は、1年とか数か月とか、残された時間は短いことが多いと思います。
余命宣告そのものが的確なのかどうかは別にして、余命宣告はショックだと思います。
暫くの間は体から力が抜けて、何もする気にならず、前向きな考え方など浮かんでこないという話も聞きます。
でも、何もする気が起きない状態から、徐々に気持ちが変化していくとも聞きます。
残された時間が大切、何もしないのは勿体ない。
動けるうちに動こう。
行けるうちに、行きたいところに行こう。
会えるうちに、会いたい人に会おう。
言えるうちに、自分の言いたいことを伝えよう。
書けるうちに、書き残したい事を書こう。
時間が足りなくなる思いのようです。
その時、その時がとても大切でありがたい時間。
今という時間がありがたい。
残された時間を、とにかく大切にしたい。
余命宣告を受けて、3倍~4倍の年月を生き続けている方も高齢者には結構いるようです。
今のところ健康状態良好の私の余命は11年。
11年以上生きるという保証はありませんし、11年以上生きるかもしれません。
この先、何が起こるかわかりません。
しかし、平均寿命を考えれば、今のところ健康な古希を迎える私には、11年という結構な時間が残っています。
でも、1年単位で考えると、たしかにやりたい事、書き残しておきたい事、行きたいところなどなど、いろいろと浮かんできます。
自分のできる範囲で、やりたい事を実行する1年にしたいとつくづく思います。
特に疎遠になっている昔の職場仲間、学生時代の同級生等、会えるうちに会っておこうと思う事が多くなりました。
余命宣告を受けた方の言葉、「その時、その時がとても大切で、ありがたい時間。これから先の思い出創りが楽しみだ。」
残された時間を大切にしたい。思い出創りの時間。
身に沁みる言葉です。
2月13日
※昨年12月の華厳の滝です。(記事の内容と関係はありません。)