元相棒、水原一平氏の賭博での大金損失~大谷選手の口座からの使い込み(おそらく)のショックを感じさせない大谷選手のこのところの活躍。
こんな時期に、隣に居てくれる人に感謝するコメントを日本時間今朝のインタビューで述べていました。
良かったですね。
新庄監督の昔話、22億ものお金が消えてしまった話、元読売巨人クロマティ氏が、信頼していた代理人に日本での稼ぎを全て持ち逃げされた話。
私の近い知り合いにも、何十年も一緒にビジネスで成功してきた相棒に、数年前、ある日突然数億円の現金を持ち逃げされて、会社やお店を手放すことになった話。
時々、お金は人を変えてしまうコワイものになるものだと思います。
恥ずかしい話ですが、私の親戚にも現金を持って行方知れずになった話が存在します。
私は子供の頃A坊と呼ばれていました。
私の従姉にA男という叔父のような存在の従姉が居ました。
親しみを込めて、A男ちゃんと呼んでいました。
同じAの付く名前で親近感も有り、また私にはすこぶる優しく接してくれたことから、私にとっては大きな兄貴のような、特別な存在の従姉でした。
どうやらその従姉は、ギャンブルが大好きだったようで、かなりお金遣いも荒く、当然自分の稼ぎだけでは、自分の気持ちを満たすような面白い生活ができなかったらしく、とうとう会社のお金に手を出して、バレる寸前に、居なくなってしまいました。
私の父親が怒りを精一杯堪えながら、「A男の奴、金に困ったらしく、とうとう実家のブルドッグまで食っちまった。」
従姉の実家にはブルドッグが居ました。
父のこの吐き捨てるようなセリフを聞いて、子供の私はビックリし、大きなショックを受けました。
あの優しいA男ちゃんがブルドッグを食って、消えた。
その後、A男ちゃんには二度と会うことはありませんでした。
暫くして、ブルドッグを食っちまったという意味も理解しました。
お金は大事に使っていれば怖いものではありませんが、お金を粗末にして、お金に振り回されると、たちまち怖いものになると、私自身も15~20年前には身をもって経験させていただきました。
残りの人生、お金を大切にして、慎ましく、質素に、身の回りに楽しさを見つけながら、平和に暮らしたいと思います。
4月9日
※お金は大切に。クロネコもしっかり見ているようです。