定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

孫とクロネコの縮まる距離に幸せを感じて!


孫とクロネコの距離が縮まってきた。

孫とクロネコの初対面は約2年半前。

孫は1歳1か月、クロネコは4歳10か月の時。

 

そのころ孫は歩き始めて、たしか3か月くらい経っていた。

狭い我が家に娘夫婦が孫を連れて遊びに来ると、孫はおぼつかない歩きではありながら、結構なスピードで歩くので、怪我をしないように、ジイジはヒヤヒヤしながら後をついて回った。

クロネコは、そんな姿を見て、恐らく何らかの巻き添えを食う危険を察知してか、ある程度距離を取りながら、見守るような、逃げるような、かなり気を遣いながら様子を見ていた。

 

孫の成長とともに、孫はクロネコに触りたがるようになってきた。

孫単独でクロネコに触りに行くと、クロネコは警戒し、時には威嚇的な態度を取っていたので、孫はクロネコに触りたい時には、クロネコが最も信頼を寄せているジイジを呼んで、一緒に触りに行くようになった。クロネコと接する時には、自分の安全保障にはジイジが必要だとかなり早い段階で気付いたようだ。

 

クロネコは孫の成長とともに、孫の動きが更に早く、しかも大きくなってきて、怖いのか?やや距離を置くようになってきた。なるべく孫の手の届かない高いところ、目立たない押入れの奥で、警戒しながら様子を見ているか、耳を立てながら居眠りをしていた。

そんな状況が長く続いてきた。

 

初対面から2年半。

正月2日、3日と連続で孫が我が家に遊びに来た。

昨年末頃から、孫が遊びに来ている時のクロネコの様子が明らかに変化してきた。

特にこの正月の孫とクロネコの距離感は縮まった。

孫が来ると姿を隠していた黒猫は、逃げなくなっていた。

孫が家に入ってくると、最初はやはり高いところに上り、様子を見ている。しかし、暫くすると、降りてきて孫が遊ぶ様子を、今まででは考えられないくらいの距離で眺めている。

そして、見守りに疲れると、孫が遊んでいる側で居眠りを始めることも目立ってきた。以前では考えられない距離感である。

このまま、距離感が縮まると、近い将来孫とクロネコが気持ち良さそうに寄り添う姿が見られるかもしれない。そんな期待を抱かせてくれる、2023年年初である。

 

因みにクロネコは夜、最も信頼するジイジの布団で、ジイジに寄りかかって眠る。

例年1月~2月で、もう少し寒くなると、ジイジの布団に潜り込んでくる。

ジイジは寝返りも打てずに眠るが、何とも言えず癒されながら眠ることができている。

クロネコはバアバよりジイジの寝相が格段に良いことを、7年4か月前我が家に来てから、比較的早い段階で、間違いなく学んだ。その結果、寝るのはいつもジイジの布団で、ジイジに寄りかかって眠る。

 

そのうちに可愛い孫と、可愛いクロネコが寄り添って昼寝でもしてくれたら!

飽きずにずっと眺めていられるだろうな!と思う。

何時かそんな日が来ることを夢見ながら、孫が帰った後、バアバと餃子で一杯やりながら、今夜も静かに時が過ぎてゆきます。