定年退職後、スモールライフを楽しもう!

定年退職後、思い切った断捨離を断行。定年退職後の妻との日常生活、趣味、同居クロネコの様子、脳活回想録など、思いつくまま書いてみます。

愛おしい家族の思い出。虹の橋を渡って、早いもので10年経過。

10年前の昨晩、1月13日23時30分。

19年一緒に過ごした愛犬のベルが虹の橋を渡った日でした。

2014年1月10日が19歳の誕生日。

2014年1月13日月曜日は成人の日でした。

家族全員が夜食事を終え、順番にお風呂に入り、就寝しはじめた時に、寝たきりのベルが咳き込みました。と同時急に息が荒くなりました。

その後、息が少しずつ弱くなりました。

異変に気付いた長女、長男もベルが寝ている我々夫婦の寝室に集まり、ベルに話しかけました。

お別れの時が来たことを全員がわかりました。

全員が口々に「ベル、ありがとうね、ありがとう、ベル」と感謝の気持ちを伝えました。

何度も、「ありがとう」を繰り返し、ベルに長い間、家族を見守ってくれて、皆がそれぞれ苦しい時は、思い切り癒してくれた存在に感謝しました。

沢山の「ありがとう」に送られて、その夜、ベルは静かに虹の橋を渡っていきました。

 

9歳の時にガンと乳線に膿が溜まる病気を併発、近所の名医KT先生が4時間半にわたる手術を施していただき、成功率50%と言われた手術に成功。

その後、何と10年間病気らしい病気もせずに、元気に、明るく、家族の一員として、全員を癒し続けてくれました。

最後の1年は歩行も困難。ほぼ寝たきりの生活でした。

散歩は出来ませんでしたが、抱えて外に出ると、気持ちよさそうに風を感じて、外の空気を思い切り嗅いでいるようでした。

 

ベルという名前は我が家の家族になった時に、長女が命名した名前でした。

柴犬のメスで、元々の血統書の名前は「福花号」でした。

周りに福をもたらす花のような存在。

ベルのお陰で我が家最大の危機的状況時も、家族全員が一つにまとまって、私が勤務し、更に保証人の一人になっていた会社が傾いて職を失い、大きな借金の返済に追われた時も、経済的に追い込まれても、心豊かに日々を過ごせたのは、我が家に何時も優しく咲いている花のような存在のベルのお陰でした。

ベルとの別れはとても辛く、悲しいことでしたが、今は感謝の気持ちでいっぱいです。

今日の明け方、久しぶりにベルが夢に出てきました。

ベル、福花号。愛おしい家族を見送って、早いもので10年が過ぎました。

1月14日

※12歳~13歳の頃のベル。

 9歳の時の大手術を乗り越えて、3~4年後の元気な頃。

※2015年9月から一緒に暮らす、クロネコのココ。

 天国のベルに感謝し、今はこのクロネコちゃんに思い切り癒されています。